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【ポケモンUSM】鶏唐(ダブルパンチ)【Only1Battle-GOKIGEN-準優勝】


無題


こんにちは。トレーナー名「Lv1バトル」です。

先日、自分が定期開催しているLv1ポケモン限定大会の5回目に当たる「Only1Battle -GOKIGEN-」にて
第一回目以来の予選突破、並びに準優勝という成績を残すことが出来ました。

今回使用したPTについて、当記事でさくっと紹介させて頂きたいと思います。

以下、ゴキゲンなPT紹介です。

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タイトルの構築名からも分かる通り、今回のPTコンセプトは
トリックルーム→カラカラ(炎のパンチ、雷パンチ採用型)で全抜きを狙うものとなっています。

炎雷パンチ採用のカラカラは、等倍ホネブーメランでH12B6までのポケモンを確定1発、
地面に耐性を持つ飛行、草、虫を各パンチで確定1発にすることが可能です。

この確1範囲の広さに魅力を感じて構築をスタートし、
カラカラで全抜きを狙う際に欠かせないトリックルーム要員としてミミッキュを採用後、
残りの4体で相性を補完してパーティ完成、という形になっています。


・個体紹介(大会後のフレ戦での使用感も若干混じってます)

104カラカラ
実数値:12-6-7-6-6-4
特性 :カブトアーマー
持ち物:ふといホネ
技構成:ホネブーメラン / ボーンラッシュ / ほのおのパンチ / かみなりパンチ


今回のエース。採用理由等は上記の通りなので省きます。
トリルを展開できた時の抜き性能は本当に高く、
しっかりと出せた試合ではあっさりと勝つことが出来ました。

前述の通り、地面に耐性を持つ飛行、草、虫などにはパンチが刺さるのですが、
特性が浮遊のポケモンを倒す手段がないので、それらが相手PTにいるだけで
選出を躊躇ってしまうのが難点です。


特に今回多かったヒートロトムに対してあまりに無力だったため、
大会中一度も撃たなかったボーンラッシュを切って岩技を入れた方が良かったと感じます。

ボーンラッシュは頑丈+きのみジュースのポケモンに刺す事を目的に採用しましたが、
その辺りは裏で頑丈を潰す立ち回りをすればよかった話で、そのために技範囲を狭めてしまったのは大失敗でした。

大会選出率 4/5


7725ミミッキュ
実数値:12-7-6-6-7-5
特性 :ばけのかわ
持ち物:オレンのみ
技構成:じゃれつく / ドレインパンチ / つるぎのまい / トリックルーム

Sを5まで落としたミミッキュトリックルーム要員兼エースです。

特性ばけのかわ+オレンのみにより、強力な積みポケモンである
パルシェンやポリゴンZに対し、死に出しからトリックルームを張る事が出来ます。

ありとあらゆる積みポケモンはこのミミッキュで止まると考えていましたが、
予選でからやぶバクガメスに王者の印を投げつけられて突破されたために認識を改める必要が出て来てしまいました。


トリルミミッキュにしては変わった技構成をしていると思われそうですが、
これはオレンミミッキュの場持ちの良さ故に適当な攻撃技でトリルのターン数を稼がれてしまう事が多く
それを防ぐために相手にプレッシャーをかける手段が欲しかった点、
そしてミミッキュ+カラカラ+補完枠という選出をした際にエースがカラカラだけになってしまうのを避けたかった点。
以上の2点を踏まえた上でこの型のたどり着いた経緯があります。

相手がミミッキュをさっくりと倒せるポケモンの場合は早々にトリックルームを押し
そうでない場合はつるぎのまいトリックルームを選択してました。

カラカラで勝った試合よりコイツがタテる展開の方が多かった現実。

大会選出率 4/5


495ツタージャ
実数値:12-6-6-6-6-6
特性 :あまのじゃく
持ち物:しんかのきせき
技構成:リーフストーム / ギガドレイン / めざめるパワー(地) / ミラーコート


補完枠。主にウォッシュロトムに対しての駒として採用。

輝石草タイプポケモンは一致ギガドレインにより撃ち合いに超強いので個人的に好きです。

同じ輝石草ポケモンに、キノコの胞子を使えて耐性も優秀なタマゲタケが居ますが、
今回は構築全体で地面が重いので、それを解消するために草単タイプのジャローダを採用しています。

岩石封じ等に繰り出せばSが上がるのでエースになり得る性能を持ち合わせています。

技のスペースが余ったのでミラーコートを入れておいたんですが、
準決勝で積んだポリゴンZを飛ばす活躍っぷりを見せたのであって良かったです。

めざめるパワー地面はコータス等の炎タイプ意識。

大会選出率 1/5


617アギルダー
実数値:12-6-6-7-6-8
特性 :うるおいボディ
持ち物:ムシZ
技構成:むしのさざめき / とんぼがえり / いのちがけ / まきびし

補完枠。トリルミミッキュが苦手な珠ガルーラを重く見ての採用。
まきびしによる頑丈潰しも兼ねています。このルールもうちょっとまきびし流行っても良いと思う。

むしのさざめきZでH12D6は確定1発、H13D6(ガルーラ)を7割の乱数1発で落とします。
ZわざをS8から撃てるのはアギルダーただ一匹だけ!


加えて後ろから出て来たポケモンをいのちがけで倒せる可能性も秘めたナイスなポケモンです。
むしZの範囲の狭さが弱点か。

あとミミッキュに何もできません。決勝戦のラス1同士でこいつとミミッキュが対面した時、僕は涙を流していました。

大会選出率 2/5


479heatヒートロトム
実数値:12-6-7-7-7-7
特性 :ふゆう
持ち物:きのみジュース
技構成:オーバーヒート / 10まんボルト / ふいうち / おにび

補完枠。炎タイプと撃ち合ったり、鋼を焼いたりします。
ミミッキュがあまりに刺さらないけどトリルのためにどうしても出したい」みたいな場合に一緒に選出されてた気がする。

炎+電気の対応範囲が非常に優秀で、かなり環境に刺さっているポケモンだと感じました。
持ち物は余ってたので木の実ジュース。間違いなくホノオZの方が良いです。炎技連射したい。

このポケモン、今大会で急増してたみたいですね。

大会選出率 2/5


303クチート
実数値:12-7-7-6-6-6
特性 :いかく
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:アイアンヘッド / がんせきふうじ / ほのおのキバ / ふいうち

補完できてなかった枠。ミミッキュペロリームパルシェン辺りを倒したかった。

いかくととつげきチョッキにより、疑似的に輝石の対ワンパン性能を再現して
炎タイプを岩石封じで返り討ちにしたりしたかったのでチョッキ持ちですが、
スキルリンク等の繰り出し性能がガタ落ちしたので素直にジュースでも持たせておけば良かったです。

目立った事が何もないのであまり言う事が無い。

大会選出率 2/5

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総括としては、トリルカラカラ自体は強かったものの

・はっきりした勝ち筋がトリルカラカラしかない

この弱点が足を引っ張りまくり、納得の出来る選出がほとんど出来ていませんでした。
トリルポケモンとトリルエースをもう1体ずつくらい仕込んだ方が良かったかもしれません。

決勝では相手のPTの都合上、どうしても補完枠を2体選出する必要が出て来てしまい
カラカラを選出することが出来ず、結果あっさり負けてしまい非常に悔しい思いをしました。

次にこのPTを使うことがあれば補その辺りを克服したい所です。


毎回自分でも楽しみまくっているこの大会ですが、
構築記事を書いている方々が口を揃えて「準備が簡単でいいルール」と言ってくださるので
ポケモンの個体準備に面倒さを感じているような方にはイチオシのルールだと思っています。

この記事を読んで少しでもこのルールに興味が湧いた方がいれば、
ぜひ参加をご検討して頂ければと思います。

それでは。