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【ポケモンUSM】Only1Battle -GOKIGEN-優勝パーティ紹介【パルシェン+ボルチェンでGOKIGEN】

こんにちは。まさよぺこと申します。

昨日、lv1ポケモン限定大会Only1Battleの第5回目であるOnly1Battle -GOKIGEN-に参加し、大会2連覇かつ通算3度目の優勝を成し遂げたので、その時の構築をご紹介したいと思います。


はじめに


スカーフパルシェンとは

s9からオレンジュース輝石を持たない12-7までのポケモンを等倍つららばりで確殺できるonly1battle対策必須級のポケモンである。


そんなパルシェンも対鋼タイプ、中でも特にトゲデマルで止まる、という通説がlv1SM環境が始まって当初からありますが、
今回これを逆手に取ってやろうというところが本構築案の発端になっています。


以下パーティ紹介になります。

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170cloyster (1)479-2mimikyupikachu-kantocapmurkrow-f



パルシェンメタとして有名で、USMでミミッキュに刺さり麻痺るみも狙えるアイアンヘッドを新たに習得したトゲデマルはまあまだ根強く環境に一定数残っているだろうと想定した。

そんな中でもパルシェンを通す並びとして、


パルシェンチョンチー+ヒートロトムを考案。



cloyster (1)170479-2

理想的な動きとしては上から順に、


パルシェンを主に初手から投げていく

・有利対面を取れれば強気に殴っていく

・相手がトゲデマル等の鋼枠に引く

スキルリンクで5ダメージ以上が確定で入る

チョンチー(敵次第ではヒートロトム)を後投げする

・相手側からの有効打点はほぼ皆無

・相手は引かざるをえない

・引いた相手に下からボルトチェンジ

パルシェン再臨andスカーフ縛りリセット


仮にトゲデマルチョンチーに対して引かないならボルチェンで頑丈剥がしたところに次サイクルでめざ地を打ち込んで終わり。


この動きが非常に強力(だと思って作った)。



チョンチーが強いのは電気技、とりわけ"ほっぺすりすり"で回復する点である。
トゲデマルパルシェン対面で再安定行動とまで言われる技にディスアドバンテージを与えつつサイクルを回すことができる。


また、パーティのチョンチーピカチュウヒートロトムの三体にボルトチェンジを仕込むことで相手のあくびループに対しても積みの起点を回避しつつ負荷をかけていくことができる。

いくら最強のポリゴンZであっても起点を作らせず上からつららばりを打てばなすすべなく死ぬのだ、というコンセプト。


以下個別

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170


チョンチー@輝石 

放電/ボルトチェンジ/なみのり/めざ地

12-5-6-6-6-6

・ボルチェンでパルシェンが落ちない

・ねっとうでヒートロトムが落ちない


などの理由で以上の技構成になった。

欲を言えば起点回避のための凍える風も欲しかった。

ヒートロトムが強いと某氏が広めまくっていたので、パルシェン+トゲデマル+ヒートロトムはこいつでまとめて見ようと想定。

出した試合は大活躍した。

選出3/5




cloyster (1)

パルシェン@スカーフ 

つららばり/ロックブラスト/なみのり/氷の礫

12-7-8-7–6-6

言わずもがな。ハッサムにはヒートロトムを投げられるのでめざパを抜き、トリル追い風に少しでも抗える礫に変更。


選出4/5





479-2

ヒートロトム@炎Z 

鬼火/不意打ち/ボルトチェンジ/オーバーヒート

12-6-7-7-7-7

チョンチーの不利な草、地面タイプに対しても補完が取れている点もGOOD。

Zを持つことではたきおとすのダメージが減りピカチュウに対しても後出しが効きやすくなる。

ミミッキュ等々に鬼火を巻くお仕事も。

いろいろできる偉い子。

※不意打ちは過去作教え


選出2/5



mimikyu

ミミッキュ@オレン 

鬼火/剣舞/影打ち/ドレインパンチ

12-7-6-5-7-7


僕の考えた最強のミミッキュ

鬼火と剣舞を両採用することで岩石封じ+高火力or鋼技などでミミッキュを狩りに来る物理を逆に起点にしていく型

ドレインパンチはUSMにて習得。

じゃれつくはどうせ通らない敵に引かれるためZでも持たない限りあまり必要性を感じなかった。

大会ではジーランスクチートをも突破した。もはやこいつを止められる奴はいるのか。

あとよく考えたらジュース空いてたのでオレンじゃなくてジュースに替えたほうがいいですね、初歩的なミス。


選出4/5





pikachu-kantocap

ピカチュウ@電気玉 

ボルテッカー/はたきおとす/かわらわり/ボルトチェンジ

12-6-6-6-6-7


壁対策のかわらわり、ジュース対策のはたきおとすなど、主にクレッフィを意識しパルが刺さらなそうな時に出そうと考えてたが、自分でも無意識に同速対決を嫌ったのか、選出する機会はなかった。


選出0/5



murkrow-f

ヤミカラス@飛行Z 

オウムがえし/ブレイブバード/ふいうち/おいかぜ

12-7-6-7-6-7


ZオウムがえしでAを二段階上げながら相手の技を先制でZ技にして返すことができるポケモン。メインウエポンが物理技かつ自分自身に等倍で入るポケモンはだいたい上から飛ばすことができる。

ネバネバネットをを巻かれてもピカチュウパルシェンで上から殴れるように追い風を採用したが、この枠はオウム返しを安定して発動させるandトリル等の時間稼ぎのできる守ると永遠に悩んだ。


選出2/5



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パーティ単位で対トリルがきついのは間違いないが、先制技持ちをパーティに4体仕込んだのでなんとかやれなくはないかなと。実際決勝ではトリル警戒で先制技持ちのみで固めた歪んだ選出で挑んだりもした(がトリル選出は来なかった)。

雑感:トゲデマルが相手パーティにいたのに選出されず、パルシェンでそのまま3タテ、みたいな展開もあった。ヒートロトムチョンチーが選出抑制にもなっていたのかもしれない。

反省点としてスカーフズガイドスが重すぎた。パーティに岩技が一貫しており、型破り地震チョンチー+ヒートロトムの並びも崩壊する。チョンチーで耐えて下から殴るかパルシェンで同速勝つかしか勝ち筋がなかった。うまくサイクルを回されチョンチーが消耗した状態で満を持してズガイドスを降臨されていたら準決勝はまず勝てなかったと思う。また当たりはしなかったもののハガネールも重いとのちのち気づいた。(あと予選で当たったエネコロロに一本取られました)


まとめ:相手の体力の大部分を削っていったのはもちろんパルシェンだが、チョンチーのおかげで伸び伸び動けたみたいなところは大いにあった。本パーティの影のMVPは間違いなくチョンチーだったと思う。ありがとうチョンチー


終わり
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回も楽しく対戦させていただきました。
この大会は可愛らしいポケモンや想定の範囲を遥かに超えた意外なポケモンなど色々な子に活躍のチャンスがあってとても面白いルールだと思います。

それではまた次回。